師匠の師匠の
こんにちは。
あひさです✋
気づけば私の学校も夏休み。
毎日あっついですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、最近のお稽古事情ですが、
暗譜が溜まってきてしまったので
師匠にお願いして、暗譜強化中です…🔥
(結構しんどい笑)
そんなお稽古の傍らの師匠とお話中、
大学生の楽器の扱いの話になりました。
本日は、最近あった楽器のお話を少し(・v・)ノ
実は、私が行っている大学の学生たちは楽器の扱いについての
指導を受けていない人がほとんどのため、
見ていて、ピクサー映画以上にドキドキです😰
その辺りも充実させていきたいですね〜なんて話をしていたら、
師匠の師匠の楽器の話に。
師匠の師匠は、毎日楽器をピカピカにして、
「いい音出してね〜」と語りかけて、
本当に楽器を大切に可愛がる人だったのよ。と聞きました。
演奏家が楽器を大切にして、話しかけるとか名前をつけるとか
そういう類のエピソードはよくあることですし、
私もそうあるべきだと思いますが、師匠はよくその話をされます。
そして、それを聞くと私ももっとお箏ちゃんを
大切にしてあげないとなあと毎度思わされます。
そのために何度も何度も話してくださるんでしょうね(^ ^)
しかし、恥ずかしながら、私の自宅にある楽器は
ご近所さんから偶然いただいたものと
楽器屋さんに見繕っていただいた演奏会用の計2面です。
しかも演奏会用を自宅お稽古用にしている😩
つまり、お店で自分で楽器を選んだ経験はないし、
あまり十分ではないかな?という現状。
人のこと、言えないなあ・・・
自宅の方はそんなかんじなんですが、
先日の師匠とお稽古で、師匠が、
師匠の師匠の遺品の箏を弾かせてくださいました。
で、弾いた感想。
やっぱり、元々のものが私のとは桁違いなので(お金に限らずですよ)
弾いたときの感覚が全くの別物。
私が弾いているんじゃなくて、箏に弾かされている感覚になりました。
それと同時に、この箏を大切にしていた師匠の師匠の心にも
触れられたような気がしました。
もしかしたら、師匠の師匠に弾かされていたのかもしれませんね!
もちろんそこには、師匠の心もあって、
こうやって受け継がれていくんだなあと、思いました。
私が今勉強している世界がそもそも、
昔のものを継いでいくクラシックの世界。
ここで生きていくなら、
この感覚は何度も体験することになるのだろうと思います。
そうやって、たくさんの先人のたくさんの感覚や経験と
リンクすることで芸を盗む。
それを繰り返していったら、もしかしたらもしかして、
将来、私も師匠たちのように残っていけるのかな?
なんて。おこがましくも・・・
それでは。
あひさ🔰